前回の続きです。
現実は感情が現れている
私たちの現実は、自分自身が感じた感情が現れています。
イヤだイヤだ、こうなりたくない、と思い続けていると「不満」という感情を強く持っているから、それが現実化してしまっている・・・に過ぎません。
心配性で先を見越して前準備するうような人は、「不安」という感情を持ち続けているから自分が心配したような将来が現れてしまう。
前準備をすることで「これで安心だ」と安堵感に浸れるくらい落ち着けているのなら、心の中に「安堵感」があるのでイメージした安堵の生活が現れる。
これを説明すると「思考を現実化する」・・・という言葉もズレている事に気づける事でしょう。
正しくは 感情を現実化する です。
宝くじ1等が当たらない理由
願望実現とか引き寄せという言葉につられて『宝くじ1等が当たりますように』と願う人は多いでしょう。
少し知識を得た人なら、言い方に拘って『宝くじ1等が当たった!』と既に願望が叶ったかのような言い切った言い方をする人もいるかもしれません。
正直、言い方なんてどうだっていいんです。
言い方が現実を生み出すわけじゃないからです。
宝くじ1等が当たって、超セレブな生活をする!と思っても、心では「もっとお金があればいいのに」なんて現実の生活に不満を思っていたら、心では「ない」という現実に不満を抱いてしまっているので、結論として不満な生活が現実に現れてしまいます。
「宝くじ1等が当たりますように」と願った後、もう宝くじの事を忘れて、毎日楽しく、好きな事をしてストレスフリーな生活を送って常に波動を軽くしていたら、ある時ポっと現実に宝くじ1等が現れることでしょう。
常に『ある』の気持ちにフォーカスする
だから現実願望・引き寄せる という ないモノを引き寄せて願望を叶えようとする事は、心で『ない』と思っているから、それがなかなか現実化しないのです。
「引き寄せたよ!」という人は、願いを出し切った後、そこに執着せずに楽しく波動を軽く過ごしていたから、願いが現実化したのです。
もし重く、毎日呪文のように『●●よ現れろ~』と思い続けたら、波動は重いし、現実の「ない」という部分に無意識にフォーカスしてしまっているので、現実化することはできなかったでしょう。
ありがとうを100回 言うも同じです。
ありがとうを100回言えば願いが叶うんでしょ・・・という無意識に「願っている事がない」にフォーカスしているから現実化しない。
残念ながら、いつも不満を言ったり、悪い事を想定していたり、毎日何か不足を感じているような状態の人は、無意識レベル(潜在意識)で根付いてしまっているので、どんなに表意識(顕在意識)で自分の感情を軽く見せているようでもなかなか、願望は現実化しない。
『●●なりますように』と願うような現実なら、願う以上に、日々の感情にフォーカスしなければ。
いつも自分はどんな感情で過ごしているか。
どういう感情で過ごせる自分が一番心地よいか。
どうしたら心地よく過ごせるのか。
自分はどうありたいか。
ほら、気づきましたか?
宝くじみたいな大きな願望をいきなり叶えようとするのではなく、その前にやる事は、自分がどうありたいか。という自分自身の姿を思い出す事。
これが出来ていないから、願望に感情が入らず、願いが現実化しないんですよ。
わかるかな?
余談ですが。
『宝くじ1等が当たりますように』
と願ったら「宝くじ1等 Amazonギフト券10,000円分!」という宝くじ1等が当たるかもしれないですね^^
それも「宝くじ1等当選」には違いない^^
願い方っていうのは超重要です。
それはまた別途書きますね。