情報過多なこの時代こそ、自分軸がないと危ないというお話しです。
何事も他人のせいにする
必要な情報を人から聞いて、それだけを信じて行動に移す人っていませんか?
そういう人は、結果として悪い方向へ行ったら、必ず言った人のせいにします。
『あなたが良いところだったと言ったから行ったのに(思う程じゃなかった)』
あの人が良いと言った事を自分もやってみよう(受け入れてみよう)と決めたのは自分です。
にも拘らず、その結果が思う程でなかったと不満があると、その言った人にクレームを言いに行く。
本末転倒だと気づくこともなく・・・。
自分勝手に振る舞う事=自分軸・・・ではないんです。
これは他人軸なんです。
自分軸は覚悟を持つこと
自分軸というのは、すべてに覚悟を持つことなのです。
すべての選択権は自分にあり、すべては自分で決めている。
これが理解できて、実行出来てこそ『自分軸』です。
自分に覚悟を持つって、結構怖い事だと思います。
それでもどんな結果になっても自分で受け止める。
その怖さを受け止められる人は、他人のせいにすることはないです。
すべてを自分で決めていると理解しているからです。
インパクトに負ける他人軸
自分軸がない人は、自分で決断が出来ないので、周りに情報を求めに行きます。
その情報を取捨選択すれば問題ないのですが、自分の事も決められない人が周りの情報を取捨選択できるはずがありません。
情報のインパクトに負けるのです。
ウソか本当かを見分ける目を持っていないので、インパクトが強い情報が際立って、そこだけにフォーカスしてしまい、それが真実だと思ってしまう。
そこを決めたのは自分なのに・・。
そして他人に向けて怒る。
『言ってた事と違うじゃないですか!』
と。
騙すつもりで言ったわけじゃない人からしたら、急にクレームを言われるので不愉快以外何者でもない。
騙す人にとっては、これほど”チョロい”人はいない。
コロナ禍で出回ったデマ
世間を騒がせているコロナウイルス。
いろんな情報が出回りましたよね。
- ○○するといけないらしいよ
- 知り合いが●●(立派な肩書)だから、発信元は信じていいと思うよ
- あの有名人は○○らしい
こういうコロナ情報で、当たっていたモノは何もありませんでした。
というか、常日頃、自分軸で決めている人は、こういう情報を聞いても『本当か?』と疑うところから始めるので
聞いているようで、実は大して聞いていない。(受け止めていない)
でも他人軸思考だと、判断が出来ないので情報をまともに信じてしまう。
身近な人が自分の気持ちを訴えているのに、そこよりもインパクトの大きい他人の情報をになびいてしまうから、いざという時につかむ情報は偽物が多い。
騙されやすいんですよ、こういう人は。
「いけない」という方に進んでしまいやすいのです。
まずは考えてみて。
その情報、誰が発信元?
知らない人からの情報なら、それは受け止める必要はないですからね・・・。